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症状に気付かず放置しがちな、くすみの原因から正しい対処法までを余さず解説

2018/05/25

顔が全体に透明感がないく周りから「体調悪い?」と心配されたことはありませんか?自分では自覚がないのにそんな言葉を掛けられてしまう1つの原因に、肌のくすみが挙げられます。

 

症状としては顔全体に薄く表れるので気付かなく放置してしまう人が多いですが、くすみは日頃の悪い生活習慣の蓄積の結果です。くすみを指摘されたときは、生活を見直す良いきっかけになります。

 

この記事ではそもそもなぜくすみは起きるのか?原因は?というところから、具体的な改善方法やNG行動まで解説していきます。ぜひこの内容をもとに、早めの対策を打っていきましょう!

 

  • くすみが目立つ人はこう見られている!見た目でのデメリット
  • 女性とは違う。男性ならではのくすみの特徴
  • くすみが起きてしまう大きな2つの原因
  • 男性のくすみの治し方
  • 二度とくすみで悩まない。男性肌ならではのケア・予防対策
  • くすみがひどくなるNG行動を事前に知ろう
  • くすみ対策のスキンケア用品を選ぶ際に着目すべきポイント

 

くすみが目立つ人はこう見られている!見た目でのデメリット

顔全体がどんより沈んだ印象になるくすみ。自分でも気になりますが周りの人からはどのように見られているのでしょうか?

 

【くすみがもたらすデメリット①】顔色が悪くて、いつも体調が悪そう

透明感のないくすんだ肌は、具合が悪そうな印象を持たれます。健康診断でやたらと問診をされるのも、くすみのせいだった、なんということも。

 

不健康に見えると「仕事を任せても大丈夫?」と心配されてしまいかねません。

 

【くすみがもたらすデメリット②】どんより沈んだ顔色が、枯れたイメージに

くすみは顔色を沈ませて、男を枯れたように見せてしまいます。落ち着いて見えるのと、老けて見えるのは大違い。年齢を伝えたら「意外と若かったんだね」なんて言われると、ショックですよね。

 

いつまでも若々しく見せるためにはくすみは不要です!

 

女性とは違う。男性ならではのくすみの特徴

紫外線・血行不良・角質肥厚。普段これらを意識していますか?そのおおらかさが裏目にでているかもしれません。

 

【男性特有のくすみの特徴①】紫外線対策が手薄になり、角質肥厚をおこしている

日頃から日焼け止めを意識していますか?紫外線は365日、晴れの日も雨の日も降り注いでいます。そしてこの紫外線は肌にとって刺激が強く、ダメージを与えてしまうものです。

 

そのダメージから少しでも身を守ろうと、肌は角質を厚くさせます。そうなると肌深部からターンオーバーによって押し上げられてきたメラニン色素も長く肌に滞在することになるので、肌の色が沈んでみえるのです。

 

【男性特有のくすみの特徴②】血行不良も肌をくすませる

日頃、体が冷えているかどうか、意識をすることはありますか?体の冷えは、慣れてしまうと自覚しにくい症状のひとつ。もし、肌がくすみがちと感じていたら、あなたも血行不良かもしれません。

 

血行不良は顔色が悪く見えるだけでなく、細胞が生き返るための酸素や栄養素の運搬を滞らせてしまいます。そうなるとターンオーバーのサイクルが乱れがちになり、古い角質が溜まってしまい、肌をくすませてしまいます。

 

【男性特有のくすみの特徴③】過剰な皮脂が毛穴を汚し、くすんでしまう


男性の肌は皮脂分泌が活発です。皮脂は毛穴から分泌されるものですが、古い角質と皮脂が混ざり合い毛穴に詰まることで、肌全体がくすんで見えてしまいます。

 

普段からテカリが気になるという方は、皮脂分泌によってくすみが起きている可能性があります。 

 

くすみが起きてしまう大きな原因

原点に帰り、なぜ肌がくすんでしまうのか、その原因を知ってくすまない肌を手にいれましょう!

 

【男性特有のくすみ原因①】くすみの大きな原因となるのは、紫外線の影響で作り出されたメラニンと角質肥厚

紫外線が肌にとって大敵なことは、よく知られていることです。なぜなら紫外線は肌の奥まで届き、細胞を変性させてしまうからです。だから肌は紫外線の影響を最小限に留めようとしてメラニン色素を作り出したり、角質を厚くさせて守りに入ります。

 

そうして肌の色が全体的に濃くなると同時に透明感もなくなり、肌がくすんでいると感じるのです。

 

【男性特有のくすみ原因②】ターンオーバー(肌の新陳代謝)が滞り、古い角質が肌に残ってしまう

肌は真皮部分で新しい細胞が生まれ、それがどんどん上へ押し上げられ、最終的に角質層の表面に現れ垢となって剥がれ落ちます。これをターンオーバーといいます。

 

しかしストレスや加齢によってターンオーバーが乱れてくると、古い角質が肌の上に溜まってしまい、結果的に肌をくすませてしまいます。 

 

【男性特有のくすみ原因③】肌が黄色っぽい・茶色っぽいくすみは、糖化が原因


 

糖質の多い食生活をしていませんか?肌を構成しているコラーゲンなどはタンパク質で構成されているので、そのコラーゲンと糖質が化学反応を起こし、糖化タンパク質(AGEs)を作り出します。

 

タンパク質は糖化することによって黄色や褐色に変色してしまうため、肌も全体的に黄色や茶色にくすんでしまうのです。

 

男性肌のくすみの治し方

くすんでしまった肌。どのようにしたら昔のような透明感を取り戻せるのでしょうか?

 

【男性のためのくすみ改善策①】まずはスキンケアで不要な角質を除去しましょう

 

古い角質を取り除くには洗顔が効果的。不要な角質をだけを落とす洗浄力のある洗顔料を、たっぷりの泡を立てて洗顔しましょう。泡には汚れを吸い出すように剥がしとり、包み込む作用があるので、必ず泡を立ててから洗顔してください。

 

スペシャルケアとしてスクラブのような洗浄力の高い洗顔料を使うこともおすすめです。

 

【男性のためのくすみ改善策②】ターンオーバーを正常に働かせるようにする


 

ストレスや加齢などによって乱れがちなターンオーバーを、正常なサイクルに戻しましょう。まずは睡眠不足の解消から。良質な睡眠は成長ホルモンなどの分泌を促し、肌細胞の活性化につながります。

 

喫煙習慣や乱れた食生活、人間関係や仕事の悩みもストレスとなるので、溜め込まずに解消するように意識しましょう。 

 

二度とくすみで悩まない。男性肌ならではのケア・予防対策

これ以上くすみを進行させないためにも、今からしっかり対策をしましょう!

 

【くすみのケア・予防策①】メラニンを生成させない、角質を厚くさせないための紫外線対策


 

紫外線はくすみに大きく影響をしています。全体的に肌の色が濃くなってしまう(日焼けをしてしまう)、角質が厚くなり透明感がなくなってしまう原因になるので、日頃から日焼け止めクリームを使って紫外線を防止しましょう。

 

【くすみのケア・予防策①】肌のバリア機能の低下によって乾燥した肌がくすみを引き起こす


 

肌表面にある皮脂膜、角質層にある細胞間脂質とNMF(天然保湿因子)によって、肌は外的刺激から守られ、うるおいは守られています。これを肌のバリア機能といいます。この肌のバリア機能が低下すると、肌は角質を厚くさせることでバリア機能を補おうとします。

 

しっかり保湿ケアを行うことで、角質肥厚になってしまうことを避けましょう。また水分量の多い肌は透明感が上がり、毛穴も目立たなくなるので、くすみ対策に効果的と言えるでしょう。

 

くすみがひどくなるNG行動を事前に知ろう

普段からちょっとした仕草を意識するだけでも、透明感のある若々しい肌を維持することができます!

 

【くすみを促進するNG行動①】喫煙習慣は血流を悪くさせ、体内のビタミンCを大量消費してする


 

たばこを吸うと血管が収縮し、血流が悪くなってしまいます。血流が悪いと顔色が悪く見え、さらに肌のターンオーバーも乱れる原因となります。さらにニコチンなどの有害物質が多くの活性酸素を発生させ、それを抑えるためにビタミンCが大量に使われてしまいます。

 

ビタミンCはメラニン色素の生成や色素沈着にも効果があるので、体内で不足することはくすみが進行してしう原因となるのです。

 

【くすみを促進するNG行動②】糖質の多い食事を避ける


 

炭水化物や甘いもの、アルコールなどを摂りすぎていませんか?過度な糖質は肌細胞を糖化させ、くすませてしまいます。

 

低糖質な食品をとるように意識をしたり、食事をするときは野菜から食べるようにして血糖値の上昇を防ぎましょう。また血糖値が一番上がるのは食後1時間と言われています。そのときにウォーキングなど軽い運動をすることも効果的です。 

 

くすみ対策の化粧品を選ぶ際に着目すべきポイント

沈んだ印象のくすみ肌にならないためには、日頃からしっかりスキンケアを行うことが肝心です。くすみに悩んでいるときは、使う化粧品の配合成分も意識してみてください。

 

【くすみ対策スキンケア用品のポイント①】メラニンによるくすみ悩みは、ハイドロキノン配合の化粧品に注目

ハイドロキノンはアメリカで古くからシミや色素沈着で使用されている成分です。くすみの原因であるメラニン色素の生成を抑えます。またハイドロキノンは還元作用を持ち、黒く色付いてしまったメラニンの色を薄くさせる効果も見込めます。

 

ただ効果が高い分刺激も強いので、使用するときはパッチテストなどを行うようにしましょう。

 

【くすみ対策スキンケア用品のポイント②】セラミド配合の化粧品で、角質層をうるおいで満たし透明感を上げる


 

角質層で水分を蓄える役割をしている細胞間脂質の成分のひとつであるセラミド。ターンオーバーの乱れや加齢の影響でセラミドが減少すると、肌が乾燥する原因となります。

 

幸い角質層は化粧品が浸透することができるので補うことが可能です。セラミド配合の化粧品を使って角質層をうるおいで満たし、透明感を上げましょう。

 

【くすみ対策スキンケア用品のポイント③】ビタミンC誘導体は様々なくすみ原因対策ができる万能選手


 

ビタミンC誘導体はビタミンCをより肌に浸透させやすく改良した成分です。ビタミンCには紫外線ダメージによって発生した活性酸素の除去効果やメラニン色素生成の抑制、ターンオーバーのサイクルを整えたり、毛穴を引き締める効果が見込めます。

 

積極的に取り入れて、くすみにくい肌を手に入れてください。

 

まとめ

くすみは喫煙や糖質の多い食事など、悪い生活習慣の蓄積の結果です。しかし基本的なスキンケアと生活習慣の改善を行えば、くすみはすぐに改善することができます。

 

簡単に今日からできることをまとめてみました。

 

  • 糖質の多い食事や喫煙習慣を見直す
  • 不要な角質をしっかりとれる洗顔料を選ぶ
  • メラニンを生成させないために、紫外線予防をしっかりする

 

今回網羅的にくすみに関する内容を知ることができたと思います。正しい知識をもとに正しい対処法でスキンケアに取り組むことで、透明感のある肌で若々しい印象を与えることができます。

 

今日からできる内容も多かったはずです。ぜひ早めのスキンケアに取り組んで行きましょう。