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男の肌トラブル辞典。年齢とともに深刻化する、たるみの原因から正しい対処法までを余さず解説

2018/05/08

年齢とともに深刻化する肌トラブルの代表、それが肌のたるみ。

 

20代は肌のたるみの兆候などまったくなかったのに、30代になり急に肌がたるみ老けた印象がある、と悩まれた方も多いのではないでしょうか?

 

たるみは症状が小さく気付かない場合が多く、徐々に症状が進みやっと自分の肌がたるんでいると気付きます。なので、小さな変化を感じた段階から改善と対策を行うことが非常に重要になります。

 

今回はそんな年とともに悩む肌のたるみに関する知識と方法を学んでいきましょう。

 

  • たるみが目立つ人はこう見られている!見た目でのデメリット
  • 女性とは違う。男性ならではのたるみの特徴
  • たるみが起きてしまう大きな原因
  • 男性肌のたるみの治し方
  • 二度とたるみで悩まない。男性肌ならではのケア・予防対策
  • たるみがひどくなるNG行動を事前に知ろう
  • たるみ対策の化粧品を選ぶ際に着目すべきポイント

 

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老けたなどとは言わせない!いつまでも若々しくいるための、肌のたるみ対策

 

 

 

たるみが目立つ人はこう見られている!見た目でのデメリット

体重は変わらないのに輪郭が丸くなったり、瞼や目の下、頬の肉が下がってきてしまう、たるみ。若いときの顔から変わったな、と自分では感じるけれど、他人から見てもわかるもの?たるみが他人に与える印象をリサーチしました。

 

【たるみがもたらすデメリット①】実年齢より歳上に見られる


 

実年齢よりも年上に見られて嬉しかったのは、若い頃だけ。30代くらいからは若々しく、年相応に見られるのが一番。でも顔がたるみはじめてしまうと、一気に老け込んだ印象に。何を隠そう、たるみは薄毛や白髪と同じく、人に老けを感じさせるポイントなのです。

 

目の下に表れるゴルゴライン、ほうれい線、口元に現れるマリオネットラインは特に老けて見られるポイントです。
 

【たるみがもたらすデメリット②】疲れて見える


 

瞼や口角が下がっていたり目の下の皮膚がたるんでいると、老けているイメージに加えて、疲れている印象を持たれやすいです。皮膚の薄い目の周りは老化や疲労の影響で、たるみが出やすいところ。

 

顔が疲れていると、なんだか暗い印象を持たれてしまいがち。たるみが原因で自分の人間性に誤解が生まれてしまったら、嫌ですよね。 

 

女性とは違う。男性ならではのたるみの特徴

実は男性は女性よりもたるみが表れやすいと言われています。それには日常のこんな習慣が関係していました。

 

【男性特有のたるみの特徴①】肌が常に無防備だった、過去の紫外線ダメージの影響


 

今でこそ男性もスキンケアを行う習慣が浸透してきていますが、では皆さんが小中学生の頃はどうでしたか?あまり意識していなかったという方が多いのではないでしょうか。特に日焼け止めを使っていた方は少ないと思います。

 

蓄積された紫外線ダメージは、肌をたるませてしまう原因の大きなひとつです。過去の楽しい日々が、今、たるみとなって表れてきているのです。 

 

【男性特有のたるみの特徴②】最近、笑っていますか?表情筋が衰えるとたるみのはじまり


 

あなたは最近、笑っていますか?あまり意識したことはないかもしれませんが、女性は男性と比べて、7.75倍も笑っているそうです。つまりそれだけ男性は笑っていないということ!たるみが起こってしまう原因のひとつとして、表情筋の衰えがあります。

 

表情筋を動かすことが少ない男性は、女性よりも早く表情筋が衰え、顔がたるみはじめてしまいます。 

 

たるみが起きてしまう大きな2つの原因

できればできてほしくない、肌のたるみ。まずは原因を知ることからはじめましょう。

 

【男性特有のたるみ原因①】コラーゲンやエラスチンの減少と繊維芽細胞の衰え

コラーゲンやエラスチンは肌の真皮層に存在する、肌のハリや弾力を保っている成分です。年齢を重ねるにつれてコラーゲンやエラスチンは減少するので、肌はたるんでしまいます。

 

ではまだ若い時期にたるみが表れてくるのは、なぜでしょうか。これはコラーゲンやエラスチンを生み出す繊維芽細胞の衰えが考えられます。

 

紫外線やストレスによって体内で過剰に発生した活性酸素が繊維芽細胞を酸化させてしまうと、コラーゲンやエラスチンを作り出せなくなり、結果的に肌がたるんでしまうことにつながります。 

 

【男性特有のたるみ原因②】表情筋の衰え


 

顔には30種類以上もの筋肉が存在しています。これらを表情筋と言いますが、筋肉は使わないと衰えてしまいます。表情筋が衰えると、その上に存在している皮膚を支えきれなくなり、顔はたるんでしまいます。

 

日頃から表情を豊かにすることを心がけ、表情筋が衰えないように意識しましょう。

 

【男性特有のたるみ原因③】姿勢が悪いことも、たるみの原因に

 

デスクワークをしていると、知らず知らずのうちに猫背になり、あごを突き出したような姿勢になっていませんか?これだと頭から首にかけて筋肉が縮み、全体的に下にひっぱられてしまいます。下に力がかかることで、顔はたるんでしまいます。

 

また頬杖をついたりして、同じところに力をかけることもたるみの原因となります。

 

男性肌のたるみを治す2つの方法

一度できてしまったたるみを治すことは、なかなか難しいことです。少しづつ、根気よくケアを続けていきましょう。

 

【男性のためのたるみ改善策①】まずはスキンケアを徹底的に

 
 

肌が乾燥すると、肌のたるみは進行してしまいます。さらに男性の肌は水分蒸散量が多い傾向にあるので、保湿ケアはしっかりと行いましょう。化粧水をたっぷり使い、その後に乳液などで水分を逃さないようにすることがポイントです。

 

たるみが気になる場合はリフトアップ効果のある美容液を使うことも効果的でしょう。

 

【男性のためのたるみ改善策②】過剰な活性酸素を除去して繊維芽細胞を守る

 

繊維芽細胞を活性酸素から守り、コラーゲンやエラスチンの生成を促してハリや弾力のある肌を保ちましょう。難しそうに聞こえるかもしれませんが、活性酸素を除去する働きのある食べ物を積極的に食べるだけなので、意外と簡単に取り組めます。

 

アボカド、トマト、バナナには強力な抗酸化作用があるといわれているので、意識して食べてください。 

 

二度とたるみで悩まない!男性肌ならではのケア・予防対策

肌を必要以上にたるませない!これには日頃のケアが一番大切です。

 

【たるみケア・予防策①】まずは紫外線対策!

 


紫外線を浴びると、体内では活性酸素が発生します。活性酸素は体内で必要なものなのですが、必要以上に多く発生してしまうと活性酸素は細胞を攻撃しはじめます。コラーゲンやエラスチンを生み出す繊維芽細胞が活性酸素の影響で衰えてしまうと、一気にたるみにつながります。

 

まずは紫外線対策をすることが一番のたるみ予防対策と言えます。それにはまず、一年中日焼け止めを使う習慣を身につけましょう。

 

【たるみケア・予防策①】笑顔はたるみを予防します


 

集中して仕事や勉強をしていると、ずっと無表情だったということは誰にでも覚えがあるはず。集中力があることはいいことですが、それだと表情筋は衰える一方です。

 

たまには笑って顔の筋肉を動かしてください。
 

【たるみケア・予防策①】30分に一回は姿勢を見直して


 

ずっと同じ姿勢でいると、人間の体は徐々に楽な体勢になっていきます。

 

楽な姿勢というのは人の筋肉の付き方によっても異なるので一概には言えませんが、多くの人は猫背であごが突き出た姿勢になりがちです。この姿勢は首にかけて筋肉が縮み、全体的に下にひっぱられてしまうので、たるみの原因になります。

 

まずは30分に1回のペースで姿勢を正す習慣をつけてみましょう。

 

たるみがひどくなるNG行動を事前に知ろう

たるみを気にしている人なら、もはや常識。もしNG行動をしているなら、今すぐ習慣を見直しましょう。

 

【たるみを促進するNG行動①】喫煙習慣はたるみを加速させる


 

喫煙は体内で活性酸素を発生させるので、肌がたるむ原因となります。その他血行が悪くなることから血色も悪くなったりビタミンも破壊されてしまうので、肌にとってはよくないことが多いです。

 

喫煙習慣のある人は今すぐ見直しましょう。
 

【たるみを促進するNG行動②】頬杖をつくことも、肌をたるませる


 

頬杖をつくと顔の一部に不要な力がかかることで、肌がたるんでしまいます。

 

姿勢や頬杖などの日常の些細な癖もたるみに影響するので、意識して正していきましょう。

 

【たるみを促進するNG行動③】食べすぎ、飲みすぎは厳禁


 

通常、脂肪は腸内で消化されますが、腸で消化されなかったものは肝臓で分解されます。肝臓で脂肪やアルコールを分解すると活性酸素が発生するので、肌がたるむ原因となります。

 

またトランス脂肪酸が多く含まれるジャンクフードは体内で分解されるときに活性酸素を発生させるので注意してください。 

 

たるみ対策の化粧品を選ぶ際に着目すべき3つのポイント

たるみ肌に悩んでいる方は、これから紹介する成分が配合されている化粧品を意識して取り入れてください。

 

【たるみ対策スキンケア用品のポイント①】ヒアルロン酸配合の化粧品でうるおいを与える


 

ヒアルロン酸は高い保水力が特徴の成分。肌にうるおいを与えるにはとても有効な成分です。ただヒアルロン酸は分子量が大きく、肌への浸透は見込めません。肌表面にとどまり乾燥から守ることに長けています。

 

肌が乾燥することでもたるみは進行してしまうので、予防をするにはぴったりと言えます。
 

【たるみ対策スキンケア用品のポイント②】ビタミンC誘導体配合の化粧品でコラーゲンの生成を促す


 

ビタミンCを肌に浸透しやすくした、ビタミンC誘導体はコラーゲンの生成を促す効果があります。

 

真皮層のコラーゲンを増やすことでハリのある肌を取り戻すことができるので、たるみで悩んでいる方にお勧めできます。
 

【たるみ対策スキンケア用品のポイント③】セラミド配合の化粧品で角質層までうるおいを届ける


 

セラミドとは細胞間脂質のひとつで、細胞の隙間をクッションのように埋めている成分です。乾燥によってセラミドが減少すると肌はたるんでしまうので、化粧品でサポートしてあげるとよいでしょう。

 

セラミドは角質層に存在しているので、化粧品で補うことが可能です。軽度のたるみには効果が期待できると言えるでしょう。 

 

まとめ

年齢とともに悩む人が多くなる、肌のたるみ。それが年相応ではなく、若いうちからであると余計にショックではないでしょうか?

 

肌のたるみは筋肉の衰えや肌のはりやうるおいを保つ機能の低下が原因であることが多く、なにもしなければ症状が進むのみです。しかし、筋肉や肌機能の低下を補うのがスキンケアなのです。

 

今回網羅的に肌のたるみに関する内容を知ることができたと思います。正しい知識をもとに正しい対処法でスキンケアに取り組むことで、いつまでも若々しい印象を与える肌を手に入れることができます。

 

今日からできる内容も多かったはずです。ぜひ早めのスキンケアに取り組んで行きましょう。

 

 

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