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浅草初心者が行ってみた。「革とモノづくりの祭典」で奥浅草を知る!

2018/11/11
 
 
こんにちは〜!
山田マオです。
突然ですが、浅草と言えば何を思い浮かべますか?
浅草と言えば浅草寺と三社祭、浅草メンチ、揚げ饅頭しか知らなかった浅草初心者の山田です。
そんな私が今回、奥浅草巡りをしてきました。
「革とモノづくりの祭典」にも行ってきましたー!
 
▼奥浅草って何?
“奥浅草”ってどこそれ!?浅草じゃないの!?
っと思った浅草初心者のために説明しよう!
奥浅草とは、浅草寺・言問通りの北側に広がり、東に隅田川を望む面積およそ2㎢のエリアの通称のこと。革をなめすのに必要な水に恵まれた場所で、明治維新後の西洋靴普及の波を捉えて、近代皮革産業発展の中心地となり、現在でも革靴の生産出荷額は日本一を誇る場所。最近では、新しいカフェも出来てきて、女子心をくすぐる街になっているらしい!
引用:公式パンフレットより
 
▼そこで行われている革とモノづくりの祭典とは?
10月19日~10月21日まで、浅草・奥浅草エリア一帯を会場としたイベント。
“五感で体験、革とモノづくりの街”
150年以上の間、奥浅草に蓄積され続けた革の文化。それを受け継ぐプロフェッショナルの職人が飛び切りの素材やお迎えします。限定工場や特設マーケット、エリア内に広がる店舗を見て、触れて、感じて、学べる祭典。
出展:http://a-round.info/
 
浅草って革の文化があったのね!新しい発見!!ありがとう編集長!!!
ということで、行ってみました。
 
▼エーラウンド発起人の今村さんにお話を聞いてみました。
ーこのイベントのターゲットは?
オールターゲットメインでやっています。
コアなターゲットとして、物作りが好きな方。革の素材や材料が欲しいとか。こだわりがある物が欲しい人。
そこを中心に、このイベント楽しそうだな。まち歩きが好きという方などをライトなターゲットとして考えています。
 
ー出店者さんはどうやって募っているんでしょうか?
靴や革の物作りで出店されている方は、一般公募を中心にしています。こちらから直接お声がけしている場合もありますね。

ーどのくらいの人たちが来場されたんですか?
3日間で約2万人の方に来ていただきました。

ーどうやって規模を大きくしているんですか?
どれだけの人と手を組めるかに注力していて、今回は東京メトロ全駅にポスターを張って頂いたりしました。
事前にプレスリリースしたりして、お付き合いの幅を広くしている感じですね。

ー千葉県出身ということで、浅草の方たちにはすぐに受け入れて頂けたのでしょうか?
革とモノづくりの祭典に関わっている人たちは外向的な人が多くて、懐深く受け入れてくれています。
職人も後継者などの課題を持ってやっているので応援してくれる人が多いですね。みんなで盛り上げようと取り組んでいます。
 
ー今後の展望を教えてください!
5年やってきて、たくさんの人に知って頂けて、コラボレーションが生まれたりしました。
今年は東京メトロさんにもお力添え頂いたりして、ご協力して頂いたので、その輪をもっと大きくして行けたらいいなと思ってます。
去年までは大変で、今年はその谷を超えた気がします。
 
▼開催場所はどこ~?
メイン会場は主に4つ。

▽浅草ものづくり工房

 台東区が運営する創業支援施設。
バックや靴、革小物など製作する8組の入居クリエーターがアトリエを公開していました。
 
▽マテリアルギャラリー
革・資材問屋14社が集結。
仕入れ・買い物・ワークショップ等もできる場所です。

こちらのノートの表紙、 なんと日本酒のラベルや段ボールでできているんです。
「酒の席で感じる和気あいあいとした雰囲気を、このノートからも伝えたい」という気持ちから生まれたそうです。
日本酒のデザインは多種多様。日本酒の味わいがそれぞれある様に、このノートの味わいもそれぞれです。
現在、40蔵・110銘柄のノートがあり、価格はすべて900円(税込)。
「このノートのデザインステキ。この銘柄飲んだことないから今度飲んでみよう」
という新しい発見を生んでくれそうなノートです。
出展元:酒造銘柄NOTEBOOK
http://anvsmn.thebase.in/
 
さすが酒好き編集長、気に入ったみたい。
どれにしようか迷ってます。

▽エーラウンドマーケット
およそ、40 社のブースが広場に集結!
浅草近隣の名店による出張下町グルメや純国産革靴、ハンドメイド小物が売られていました。
アンティーク着物で作られたスマホケース
プリントではなく、実際に着物をケースに張って作られているんです。
海外のお友達にあげたら喜ばれそう!!
 
三遊亭小遊三師匠にバンド名を命名された、浅草ジンタさんによる音楽パフォーマンス。

▽LEATHER CARNIVAL
いろんな会場で、革小物を作ってる人がいて、私も作りたくなってしまったのでワークショップ参加してみました!
▽「Qrinaf」
来月末に、渡航するんだよなーということでパスポート入れにできる!?とのことで、ポーチを作って頂きました。
まずワッペンを選びます。
そして、職人さんにミシンで縫ってもらいます。
完成!!

すごい!!Mの文字もキレイに縫われてます。
 
▽「浪速産業」
こちらでは、ベルトの製作を2000円、アクセサリー300円という破格な値段で作成して頂ける問屋さんでした。(イベント中のみ)
みんな何を作っているんだろう?と思い、実際にブレスレットを作ってみました。
まずお手本を見せてもらいます。

こちらは恋人にプレゼント~ということで、恋人の名字を刻印してみました。

その名も「I CHI GE」
そして、お兄さんにミシンで仕上げをしてもらって完成!
 
▼奥浅草グルメスポットを巡ってみる。
せっかくなので下調べせずに歩いて見つけたお店に行ってきました。

▽「浅草豆花大王」
巷は空前のタピオカブーム。だけど個人的に次ブームがくる!!と思っているのが
台湾スイーツの
「豆花(トウファー)」です。
 豆花とは絹豆腐のような食感が楽しめる台湾発祥のスイーツです。
実は山田は台湾に5年半いて、毎日の様に豆花を食べていました!
そんな台湾スイーツ「豆花」を食べることができるのが、「浅草豆花大王」です。
 トッピングも選べます。
今回は緑豆、ハトムギとキクラゲをチョイスしてみました。
忠実に本場の味を再現してます。
台湾と日本のハーフであるオーナは小さい頃から豆花を食べていて、「日本に豆花を食べれるところがない。」との事で、台湾や香港で豆花を研究されて、浅草にお店を出したんだとか!
 
[INFO]
浅草豆花大王
東京都台東区浅草4-43-4 メゾンニシムラ1F
03-5849-4580
OPEN:平日12:00~20:00/土日祝日11:00~19:00
CLOSE:火曜日
 
▽「ごはん×カフェmadei」
浅草から隅田川沿いを少し歩いた路地裏にある、手作りにこだわったごはんとスイーツが食べれるカフェ。
店名の「madei」は、店主さんのふるさと福島の方言で、
「手間ひまかけて、丁寧に」という意味の「までい」という言葉からとったもの。
今回は、スイーツを食べにお邪魔してきました。
「あんみつ」
あんみつの中に豆乳プリンが入っているのがユニークな一品。
メニューには、お向かいにある待乳山聖天にちなんだ大根を使ったメニューも存在・・・!
営業時間が8:00~ということもあり、朝は10:30まで朝ごはんメニューがあったり、
お昼は11:30~から昼ごはんメニューがあったりと、次回は朝ごはんと昼ご飯を食べに来たいと思います。

[INFO]
ごはん×カフェmadei
東京都台東区浅草7-3-12 テイトビル聖天1階
03-6802-4590
OPEN:8:00~18:00[L.O.17:30]
CLOSE:毎週月曜日・第1第3火曜日
 
▽ UUTO CAFE
ひっそりとたたずむ隠れ家のようなお店です。地元の方も迷っちゃうんだとか。(笑)
なんと夜1時まで営業しているので、美味しい夜ご飯と夜飲みが楽しめます。
パスタ、和食やタイ料理など多種多様なメニューを楽しむことができます。
「本当においしくて良いものを安く提供したい」とのことでパスタソースも全て手作りだそうです。
お酒のメニューも豊富!!
 
[INFO]
UUTO CAFE
東京都台東区浅草4-43-6-1F
03-5808-9954
OPEN:18:00~25:00 (LO24:30)
CLOSE:日曜日・祝日。
 
以上、浅草初心者によるレポートでした。
浅草は古い下町のイメージがありましたが、新しい文化やお店が共存している町という新しい発見がありました。
外国の友達が多いので、次回もし友達を連れて浅草に来る事があれば、
今回発見した場所に足を運んだり、まだまだ面白そうなところたくさんあるので一緒に見つけるのも面白いかも~~と思いました!
次回、このイベントは春に開催を予定している様なので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
 
【後記】
エーラウンドマーケットで買ったクラフトビールを片手に町歩き♪編集長楽しそう〜!
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この記事を書いた人

山田 マオ

エスニックワンピースとよさこい、美味しい物を愛するライター。
台湾と日本のハーフ。元・よさこい踊り子。
台湾留学を経て、食品商社勤務後、フィリピンへ英語留学。
その後、ライター兼翻訳家に転向。
将来の夢は旅するワンピース屋さんになること。

Twitter@waotj