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「平成生まれの女性クリエイター9人展」へ行ってきました!

2018/09/03

平成ももうあと半年ほどで終わりですね。

わたしスエカワは、平成の4年生まれ。

生まれてからずっと平成だけを暮らしてきた人間です。

今回はそんな自分が、この平成最後の夏に「平成生まれの女性クリエイター9人展」へお邪魔してきました!

 

会場は浅草九劇

普段はお芝居が行われている劇場です。

この劇場での展覧会は初の試みとのこと。

ちょっと高級な雰囲気の赤絨毯に緊張します。

 

入ってすぐの廊下から展示が始まります。

こちらはともわかさん、ナガタニサキさんの作品。

 

↑ともわかさん

 

↑ナガタニサキさん

 

今回は「平成」を意識して作品製作・リメイクされていた方もいらっしゃいました!

 

劇場内へさらに展示は続きます。

原田ちあきさん、細川成美さんは天井に届くほど大きな作品の展示。

細川さんの描く美少女たちは目が合うとドキッとします…さすが美少女画家です。

原田さんの作品はフォトスポットになっていて、平成の名言と一緒に写真撮影ができますよ!

スエカワも一緒に写ってきました。

 

↑原田ちあきさん

 

 

↑細川成美さん

 

一番奥の壁には秋赤音さんの作品です。

こちらは計8点のシリーズ構成。生き物をモチーフにしたキャラクター達。

 

↑秋赤音さん

 

見ていると「このアニメいつやってるんだろう?」と思うくらい。とにかく作り込みが細かい…!!キャラクターたちが並ぶ様は圧巻です!

 

影山紗和子さんは絵の中で「ひとつひとつが心地よく存在できる空間を心掛けている」と画集に書いていらしたんですが、とにかく線がのびのび自由!

彼女の脳内をそのまま受けとめている感覚です。

いつまで見ててもモチーフの多さに空きません。

各作品とタイトルを照らし合わせて見るのもまた面白かったです。

 

↑影山紗和子さん

 

るん太さんはアナログ原画の展示です。

花をテーマにした人物イラスト。

近くで見れば見るほど繊細で、既に売約済みのものも。

 

↑るん太さん

 

 

松永つぐみさんは写真作品での参加。

写真は一連のシリーズになっていて、モデルの女性の力強さ、魅力が自然と目に飛び込んできます。

 

↑松永つぐみさん

 

普段楽屋になっている部屋では、ごめんさん

ごめんさんは普段描かれている漫画作品を展示です。

文字や絵の展示の仕方が独特。その場で見ていると、自然と作品の中に取り込まれていく感覚になりました。

↑ごめんさん

 

どのアーティストの方も違った切り口で展示をされているのですが、

共通して平成にはない、もっと古い時代の空気も感じました。

 

三つ折り靴下で赤い唇の女学生。

懐かしい駄菓子パッケージみたいな色彩。

古い町並みに映える喫茶店のコーヒー。

 

不思議な気持ちです。

 

自分たちに馴染みがないのに、懐かしい。

それがなぜかとっても愛おしい。

平成生まれが感じている「平成」を見る体験はなかなか面白いです。

 

最近展覧会にあまり行っていなかったのですが、

力のある作品こそ、直に触れて魅力の分かるものだと実感。

自分にとっては同じ世代に「負けないぞ」と気の引き締まる場所ともなりました。

 

 

 

↑ちゃっかりグッズまで買って帰る始末。

 

来てよかった…

帰りには好きなものがたくさん増えていました…!!

 

もうすぐ「平成」が終わって、「元年」が始まります。

 

クリエイターの皆さんは、次の時代にどんな作品を作っていくんでしょうか。

これから生まれてくる作品たちと、今回展示された作品たち。

いつか並べて見られる機会があれば面白いなと思っています。

 

今回は貴重な機会をいただき、ありがとうございました。

今後皆さんの、更なる活躍に大注目です!

 

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この記事を書いた人

スエカワ アキ

イラストレーター・漫画描き・webデザイナー。紆余曲折でデザイナーになった元パン屋です。お酒に弱くゲームに強いオタク女子。