search

予想外の未来を作りたい!7月にオープンする浅草のおしゃれホステル「SEVEN GARDEN」

2018/07/05

7つの海と7つの大陸をまるで自分の庭を歩くように行き来する。 そんな「世界の庭」をテーマに作られたホステル「SEVEN GARDEN」が7月8日、浅草にオープンします。OPENがとにかく楽しみ!という株式会社7Garden事業部長 須賀裕子さんにお話を伺いました。
 


▲代表北野さんと須賀さん

人から愛される場所を作りたい!

ーーまずは浅草にオープンするきっかけを教えてください。

代表の北野が、自身の不動産事業の経験や、個人でのAirbnb経営を通じて、これまでにない新たな場作りをしたいという思いが生まれたのがきっかけです。 そこで事業性もあり、ゲストと強く関われるという面がある宿泊業を選び、土地探しが始まりました。

その時に、ちょうど今回の物件が見つかり、こんなにいい物件10年にあるかないかだなっていうことで物件をおさえて、ここでやるのを決めたと聞きました。 浅草は海外の方が来る絶対的なスポットというのが一番にありますし、場所の良さ、ちゃんと体験を作るには一棟建てたい!というイメージが代表の中にあったみたいで。それらのイメージが全て当てはまったので浅草に決めたそうです。

ーー場所は浅草のどの辺りになるんでしょう?

浅草のど真ん中になります。浅草駅から徒歩2分。雷門から仲見世を通った右側で、観光にも、ロケーションの良さも、もってこいの場所です。1Fは飲食店、2~4Fまでが宿泊施設で屋上もついています。

ーーいい場所ですね!最初からホステルのイメージだったんですか?

そうです。飲食店と宿泊の総合施設をやりたいな、と。そこに来た人たちが「楽しかったね!!!」というのを体験してもらえるような施設が作れたらいいね、と言っていて。テーマは「予想外の未来を楽しもう!」。ワクワク感のある新しい出会いをキーにしています。来たお客さんが「楽しかったね」言ってもらえるためにいろんな工夫を考えています。

ゲストが楽しめるイベントコンテンツ

ーーなるほど、いろんな工夫ですか…!具体的に教えてください!

イベントコンテンツとしては
・ミングルドリンクチケット(3杯飲むとチケットがもらえるけど、それは新しい人にしか渡せないというもの。)

・デジタルママ(画面に写ったスナックのママがリアルタイムでゲストとトークを繰り広げるもの)

・英語落語(英語がペラペラに喋れる落語家さんによる落語イベント)

などが決まっています。

あとは、宿泊者からのプレゼンだったり、各国の料理を振舞ってもらったり…。お互いがキャッチボール形式で会話を始めるなど、そんな時間も取れたらいいなと思ってます。
 



ーーたくさんありますね!これは楽しそう!

そうなんです!ゲストハウスとカフェ、飲食スペースが同時にオープンするので運営の不安はあります。でもワクワクの方が大きいかな…!いろんなイベントも決まってお客さん同士が共通点を見つけて繋がって行く、そんな風景が目に浮かんで!考えるととてもワクワクしますね。

ーー私もよくゲストハウスを利用するんですが、なかなか他の宿泊者との関わりを持てないですよね。仲良くはなりたいんだけど、きっかけがないというか…。

そうですよね。みんな他の宿泊者と仲良くなれるのを期待してると思うんです。だって人との関わりが嫌だったらホテルに泊まると思うので。
私普段から、困っている外国の方見つけたらついつい話しかけちゃって。人と人が繋がるのを見るのが趣味なんです。だから、このホステルでもちょっと半強制的な感じでイベントに参加できるような、いいお節介をしてあげたい。巻き込まれて、最後に「あ、楽しかったな」って感じて欲しいです。

ーーお客さんとしてはどんな人を考えていますか?

そうですね、土地柄8割くらいは外国の方になると思っていて、私たちもともと浅草の面白さであり、もったいなさでもあるんですけど、いろんな国から観光客の方が来てるけど観光して帰っちゃう。点で終わっちゃうなっていうのを感じていて。せっかくプチワールド化しているので、ワールドが混ざりあえばいいなとは思っています。
 



外国の人たちが自分たちのことを発信したりしながら楽しんでいただける、さらにいうと戻って来てもらえるような場所になったらいいなと思っています。

ーースタッフにはどんな方を?

「スタッフ」も「スタッフ」という風には募集していないんです。

ーーというと?

「場のファシリテーター」になってほしんですよね。ただサーブをするだけではないし、ただ受付をするだけでもない。そこに来た人たちを楽しませることができる、場が盛り上がるようなサービスやイベントや企画をしてほしいんです。
例えば趣味が同じ人同士を繋げてあげる、みたいな。つなぎ役だったり、場が活性化するような存在としてあってねと言っています。
 


▲代表北野さん、2番目が浅草の店長の中山さん、右お二人スタッフさん

海外からのお客さんでもホッとする場所を

ーーこの界隈ゲストハウスって多いと思うんですけど、差別化だったり、アピールするための工夫はありますか?

一番は内装にこだわっていますね。居心地のいい場所になるように。ホステルの1Fに入っている飲食店、っていうと気軽なイメージ。「宿泊している人たちが食べる朝ごはんくらいでしょ?」っていうイメージを壊したくって。
飲食はWELLっていうブランドにして、外に開かれた飲食店として確立しようと思っています。ご飯や飲み物にもこだわりがあるようなお店にしようと思っています。飲食の利用だけでも来ていただけるようなお店をイメージしています。

浅草って夜、海外の方が行きやすい場所ってそんなにないんですよね。だから、夜はバル的な場所になったらいいなとは思っています。
海外の方がそういうの探すのってなかなか大変なので…。メニューは海外の方にとって親和性の高い、馴染みのある食べ物をご用意できたらと思います。

ーーコーヒーにもこだわりがあるそうですね!親和性、というと私「コーヒーと和菓子」という活動をしているんですが親和性いかがでしょう?

そうですね。コーヒーメニューは、コロンビアの契約農園からのフェアトレードを行っているlohas beansさんとコラボレーションしています。日本の企業としては珍しく生産者から生豆を直接輸入管理し、自社焙煎を行なっており、厳選したコロンビア産スペシャルティコーヒー豆。美味しく飲んでいただけると思います。浅草は和菓子屋さんも多いので、町歩きのお供にもいいかもしれませんね。

ーーあえて海外の方に寄り添ったメニュー、というのには何か理由があるんですか?

日中、浅草で思う存分”日本”を体験してると思うんです。だから、夜は懐かしいというか、安心できるというか。ホッと一息つけるような工夫をしたいと考えてます。内装に和雑貨など目に見える「和」のものを置いていないんですが、だからこそ、目に見えないサービス面においては日本らしい「おもてなし」で迎えられたらいいなと思っています。

ーーでは、最後に須賀さんからの告知をどーぞ!

7/6(金)にお蕎麦を振る舞うオープニングイベントをやります!引っ越し蕎麦的な感じでお蕎麦とドリンクを振る舞います!時間は12:00~16:00。地域の方に遊びに来ていただきたいと思っていますのでよろしくお願いします!
 


▲代表北野さんと須賀さん

須賀さんとお話ししているとOPENがとにかく楽しみ!とワクワクしている楽しそうな様子が伝わってきました。飲食店にイベント、宿泊者同士はもちろん、地域の人も巻き込んだ今までにないワクワクの溢れるホステルになるのではないのでしょうか…!私もOPENが待ち遠しいです!

【詳細】住所: 〒111-0032 東京都台東区浅草1丁目34−2 Check in 15:00~ Check out 10:00

【WEB】https://seven-garden.com/ja/hotel/SEVENGARDEN

 

 

Original

この記事を書いた人

せせ なおこ

福岡県出身。あんこが大好きな和菓子女子。和菓子メディア「せせ日和」運営。和菓子を好きになったきっかけはおばあちゃんとつくったおはぎ。おいしい和菓子のためならどこでも行っちゃう和菓子ライター。