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夜の浅草探訪 第1回「浅草に潜む怪しいブラックホール “浅草地下街”に潜入してみた!」〜後編〜

2018/03/02

〜前編までのおさらい〜

前回の記事はコチラ

美味しい日本酒を堪能し、ほろ酔い気味のタカハシだったが、突如隣で飲んでいたCOREZO!ASAKUSA編集長がタカハシの前から姿を消してしまい、酔いも醒める事態に。その行方はいかに?!

 

 

地下街をうろうろすること、数分。

 

そこには、随分と変わり果てた様子の編集長が・・・・

 


▲ガサゴソ・・・・

 

 

いや、いい大人が何しとんねん〜〜〜〜!がっつり相撲取りコスやないかい〜〜〜〜!!!

 

 

しかも、相撲取りだけに相撲、とりだすんかい〜〜〜〜!ガチ感が過ぎる〜〜〜!

 

 

からの、イケメン忍者出てきた〜〜〜!もう何が何だか分からないよ、ママ・・・

 

 

非常にカオスな事態が発生し動揺が隠せないタカハシだったが、

 

こちらは「忍者場 NINJA BAR」。2017年9月にオープンしたばかりの、忍者バーである。なるほど、道理で忍者がいるのか。(普通、いないけどな。バーに忍者。)週末には、外国人観光客で賑わうそうだ。
サクッと飲むには丁度良い店で、200種類以上のカップ酒を用意しているほど、酒の種類も文句なしに豊富だ。

 


▲イケメン忍者と2ショットをキメて、鼻の下が伸びきっているタカハシ。非常に幸せそうである。ちなみに顔の周りにあるのはトイレの鍵。でけえ。

 


▲見よ!!このたくさんのカップ酒達!!(ポン◯ライオンが真ん中にいるが、そちらは華麗にスルーで。)

 

 


▲美味しそうなカップ酒たち。女子受けしそうなかわいいデザインのものもあるので、意中の女性を連れてきて飲むのも良いかもしれない。「うわあ、●●くん、こんなオシャレなお店知ってるのね!!」「まあな。忍者もいるんだゼ。なかなかないだろ、こんな店」(以上タカハシ妄想劇場)

 

 

お洒落で、イケメン忍者もいて、たくさんのお酒が揃う、「忍者場 NINJA BAR」のネオンきらめくバー。浅草地下街でも一際異彩を放つこのバーに、是非一度は訪れていただきたい。

 

<忍者場 NINJABAR information>

住所:
東京都台東区浅草1-1-12 浅草地下商店街 B1

営業日時:
【月、水、木、金】
12:00~23:00
【土】
12:00~23:00
【日】
12:00~21:00
日曜営業

定休日:
火曜日

 

 


浅草地下街探訪3軒目:「福ちゃん」

 

大の大人の相撲取りを見ていたら何だかこちらまでお腹が空いてきたので、次なる店へ。「ここの焼きそばは本当に美味しい!」と浅草住民も豪語する店である。
今回は、浅草住民一押しの「玉子入り焼きそば」をチョイス!

 

 


▲トロトロの半熟玉子と、ソースの絶妙な濃さがマッチした焼きそばは、麺にコシがあり、太めでモチモチした食べ応え。横に添えられた、紅生姜のアクセントもたまらない。

 


▲ハイボールと餃子の相性、言わずもがな最高。

 

シンプルだが、そっけない訳ではない。長く続く店には、長く続くだけの理由がある。食べる人を思わず唸らせる確かな味が、口の中にじんわりと広がってゆく。大袈裟だが、「こんな日のために今まで生きていたのかも」などと思いながら、少し濃い目のハイボールと共に、夜は更けてゆく。

ふと隣を見ると、編集長、ベロベロに酩酊。どうやら、この辺りで締めくくりのようだ。

 

 

<福ちゃんinformation>

住所:
東京都台東区浅草1-1-12 浅草地下街

営業日時:
[火・水・木・金]
11:30~21:00
[土・日]
11:00~20:00

定休日:
月曜

 

 

終わりに

 

 

「やさしさが 走るこの街 この道路」言い換えれば帰路へつくために階段を登る時、外は寒かったが、私の心はとても温かかった。

 

酒は、人を幸せにする。美味しい酒が、人と人とを繋いでゆく。
それが例え面識がなかった初対面の相手であろうと、ひとたびグラスを合わせれば、その瞬間に、隣人は他人ではなくなる。仲間だ。
一緒に酒を飲み交わし、笑いあえる、仲間。そのことを、改めて実感したからだ。

 

浅草地下街に掲げられた標語に、「明るい・あたたかい・ともだち感覚 浅草地下商店会」というものがある。
ブラックホールは、暗いように見えて、潜ってみると実はものすごく、「明るくて、あたたかくて、ともだち感覚で接してくれる人がたくさんいる、居心地の良い」場所だった。訪れる人を、決して拒むことがない。

 

あなたも、浅草の街で飲む酒の愉しさを、是非体感してほしい。
そこにはきっと、素晴らしい出会いがあなたを待っているはずだ。

 

 

 

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この記事を書いた人

ふつかよいの タカハシです。

ふつかよいのタカハシです。三度の飯より酒を愛しています。
イッセイミヤケの販売員を経てアパレルメーカーの営業職に転職、その後フリーライターに。
COREZO!ASAKUSAを通し、ディープな浅草の魅力を発信していければと思います。
Twitter:f_y_takahashi